人頭蓋内にある四つの空洞で、頬、両目の間、額、鼻の奥の方にあります。これが副鼻腔。ここの中の粘膜が炎症を起こして腫れていたりすると気圧コントロールに支障がでるわけです。
これが飛行機頭痛を引き起こしている原因だと考えられています。
普通は自然に副鼻腔の圧平衡が取れているのですが、花粉症、アレルギー性鼻炎、蓄膿症、風邪や体調不良で粘膜が炎症を起こすと圧平衡が取れにくくなり、そのことが神経を刺激してあの目の奥や眉間近辺に感じる激痛を引き起こすとされています。
体の外の圧力と体の中の圧力を同じに保つことが出来ているかどうかが重要です。
炎症がおきて副鼻腔の出口が塞がってしまうと、気圧を上手くコントロールすることが出来ずに腫れ上がった粘膜が神経を刺激してしまって頭痛を引き起こしたり、目や眉間、こめかみが痛く感じたりしちゃうようです。
あの眉間、目の奥、鼻の上のあたり、額のあたりお血管が切れるような凄まじい激痛、あれはもう経験したくないですよね。
以前は飛行機を利用しても一度もこういった症状はなかった人でも、体調が良くない場合なんかは突然襲われることもあるわけです。
タバコを吸う人もなりやすいとか、機内でアルコールを飲む人の発症例も多いようです。
簡単にできる予防、対策としては耳抜きや気圧コントロールが出来る耳栓を使用する方法があります。
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